top of page

半分

本日も浪速の朝は冷え冷えでありましたな。昼間も少しだけ温かくなるも夜はまた冷え込みまするな。皆々様夜は肩まで湯に浸かり温まりましょうな。ゴエ爺は本日城下町で入浴剤を買って参りました。何でも泡まみれになるとの事でありまする。

先日とある者達とでお食事をしたのでありまする。周りの皆はひつまぶしを食べておりました。武将様はうなぎが食べれませんもんで牛たん定食を食べていたのでありまする。とある一人が武将様にこう言うたのでありまする。

「なぜ故にひつまぶしを食べぬのか?」と。

武将様はもう何十何百と聞かれた質問。いつも通りに

「うなぎが食べれませんもんでな」と。

その男は腰を抜かした様な驚き方をしたのじゃ。口からひつまぶしが溢れるのを手で押さえ

「な、な、な、なぜ故に」と。

武将様

「いや、だからなぜ故では無くうなぎが食べれぬ、と言いましたが?」

「いやいやいや、食べれるじゃろ、こんな美味しいのに」

武将様

「いやだから、食べれない、と言いましたぞ」

「いやいや、、考えられませんな、人生半分損しておるぞ」

と言いながら食事は続いた。

武将様は最初はいつものやつじゃなと思いながら飯を食うておったが段々と腹が立ってきましてな。半分も損をしておるかな?と。嫌いな物を食べずに過ごすと言うのは得では無くとも損では無いじゃろう、と。

そりゃあんたはうなぎが大好物か知らんが武将様にも大好物はある。それでよいではないか。

何も損はしておらん。うなぎを食べない分、他の大好物で補えれる。

何とかその男にも半分損を味合わさせてやりたい。その男の嫌いな食べ物を聞いて同じ事を言うてやろうと。「海老」なんぞ答えたら倍にして言うてやろうかと。

「あんな美味しいものが嫌いなのか?」

「生でよし茹でてよし焼いてよし揚げてよし、そんな海老が嫌いなのか?」

「海老が食べれんと言う事は何種類損をしておる?海老の料理の数だけ損じゃな。武将様は鰻重、ひつまぶしの二種類くらいじゃがお主は何十種類もあるんじゃぞ?」と。

準備が整ったところで美味しそうに食べておるその男に一言言うた。

「お主は嫌いな食べ物はあるのか?」と。

その男は一言。

「ぱくちいくらいじゃな」と。

「お、お、おう」

武将様も食べれぬもんでこんな感じの返事で変な空気が流れました。

明日は半分損を取り返す為に海老を食べまする。

本日も皆々様。

よき一日になりまするように。

4件のコメント

最新記事

すべて表示

白湯

本日も浪速は曇天の空。なかなかからっと晴れない日が続きまするな。雲の向こうには元気なお天道様が居るはずじゃのに。もったいないもったいない。ゴエ爺は本日朝から城下町へと行きまして花見用の青い敷物を買いに行っておりまする。 皆々様いかがお過ごしでありまするかな? 皆々様は普段白湯と言うものを飲みまするかな?最近何やら流行っておるらしいぞ。それに最近は透明瓢箪に入れた白湯が結構売れているとの事であります

忍猫

旅券

本日浪速はどんより空の雨の日でありました。皆々様のお住まいの地域の空のご機嫌はいかがでありましたかな?ゴエ爺は本日雨と言う事で城の中で遊んでおりました。お利口さんにしておったので婆やにおはぎを貰っておりました。 皆々様いかがお過ごしでありまするかな? 昨日狼煙を上げましたが昨日より武将様の声戦が始まったのでありまする。拍手 内容は競馬の声戦でありまして内容は少々難しいやも知れませぬが競馬に詳しくな

bottom of page