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質問

今週末あたりから寒さも和らぐと本日朝から秀吉が我が城に伝えに来てくれましたぞ。 春はもう目の前に。皆々様もう一踏ん張り冬将軍と戦いましょうな。 獲った首をかかげ桜に会いに参ろうぞ。 皆々様いかがお過ごしでありまするかな? よく寺子屋時代に無人島にひとつだけ持って行くとしたら何を持って行くのか?と言う質問をしたりされたりした事がありまするかな?最近やった事がある者もおるかね? 武将様も寺子屋時代に一度聞かれたもんでやった事がありまする。それから何度かそんな機会に出くわしたが寺子屋時代からは参加した事がありませぬ。 と言うのも毎回ぬるっと終わるもんでそれが気持ち悪く参加しておりませぬ。それだ!と言う最高の答えを聞いた事が無いからかのぉ? 各々が違う物を持ち寄り討論するが誰一人引かず途中から会話は平行線。そのままぬるりと終了。 武将様が初めて寺子屋時代にその質問をされた時は、現実味が無く情報が少な過ぎじゃろと思い乗り気では無かった。何泊かも言うてもらえんかったし、どの地域の無人島なのか?季節は?暑いのか寒いのかとか。何かひとつだけ選んでそれを持って無人島に行くとはどんな状況なのだ?と。そんな事を言うとその場は冷めるもんで口にはせんが、その質問を聞く度にそれを聞いて何なんじゃ?その票を集めて何になるんじゃ?と思うておった。別に冷めた子供であった訳ではないのじゃが。 この質問が好きでは無い理由は最初に質問された寺子屋時代の事。武将様は釣り竿と言うたが糸と針は別だから釣りは出来ないと言われ一気にやる気を無くした。そんなひどい事があるかね?糸と針が別な事を知っていて誰が好き好んで竿を選ぶもんかね。 もう一人の男は火を起こす道具と答えた。寒いから、との理由。そこで初めて夏では無いんじゃなと言う事が分かった。 もう一人の男は小刀と言うた。木を削って竿を作ると言うた。武将様の顔を見てどや顔をしたのを覚えてる。武将様が糸は?と聞くと落ちている糸なんかを竿にくくりつけると言うた。 針は?と聞くと落ちてる針、もしくは捨ててある空き缶を小刀で削って針にする、との事。 だいぶと人の出入りが激しい島なんだなと当時思うた。 もうすでにこの時点で釣り竿から新しく何を持って行くか追加で答える気は無かったし誰かの答えを否定しようとも思わなかった。 火を起こす道具と言うた者が「火が無いと魚焼けないだろ?」と。小刀と言うた者が「刺身で食べる」と。それから火を起こす道具の利点が出るわけでも無く小刀の利点が出るわけでも無く。徐々に口数は減りぬりと終了。 しばらくすると、ひとつだけ特殊能力を持てるとしたら?の質問が始まった。題材が変わっただけで中身は無人島と同じ。こちらもぬるりと終了。あの時間は何じゃったんじゃろのぉ。 所で皆々様は無人島に何かひとつ持って行くとしたら何を持って行きますかの?武将様は、、 本日も皆々様。 よき一日になりまするように。

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中国

本日浪速は曇り空。夜にかけて雨が降ってきたのでありまする。明日も天気が崩れる模様でありまする。ゴエ爺は本日朝からそろばん教室へと行っております。月に一度お菓子が貰えると言う理由で始めたのでありまする。

冗舌

本日も浪速はよき天気でありました。明日は雨との事で雲が多い一日でありましたな。ゴエ爺は本日城に迷い込んだ野良犬とじゃれあって泥まみれになっておりました。そして婆やに胸ぐらを掴まれておりました。

過信

本日も浪速は大晴天でありまするな。洗濯物が乾く乾くと婆やが喜んでおりまする。ゴエ爺は洗濯物をたたむ係に任命されておりました。昼から夕方までたたみっぱなしで饅頭ふたつ。嘘みたいな笑顔で喜んでおりました。

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