雀達

本日浪速は大晴天でありましたな。夕方過ぎから雲行きが怪しくなりあっという間に雨が降り始めました。週末まで雨とのことでありまする。傘のお忘れありませんようにな。本日ゴエ爺は週末に向けててるてる坊主の作成に入っておりまする。

皆々様いかがお過ごしでありまするかな？

本日武将様は夜中三時過ぎに起きて出陣しましたもんで只今絶賛ねむねむ中でありまする。

最近問題になっている米不足問題。皆々様はお米は足りておりますかな？

こんな時にこんな話をするのもどうかと思いますが。先日戸棚の整理をしていると古いお米が見つかったのであります。古いと言うても何十年も前のお米と言うわけではありません。しかし食べるには若干古くなりすぎたかなぁと言うくらいのお米が。しかしそのお米を捨てるのが何となく嫌で。他のものなら構いませんが、なんとなく「お米」と言うのが。大和国で生まれ育った武将様はいくは古くなったとは言えお米は捨てたくない、と言う結論に。

さてさて。このお米をどうするか。色んな使い方を考えましたが思い浮かばず。とりあえずひとまとめにする。結構な量がある。

するといつも歩いている道を思い出す。そうじゃそうじゃ。めちゃくちゃすずめが居るではないか。武将様よく見るのでありまする。植え込みの横をすずめが歩き何かを食べている様子を。普段何を食べているのかは知らんがお米ならきっと喜んで食べるじゃろ。

武将様は袋にお米を入れる。結構な量。これを持って夜中城の外に出る。夜中とは言え人通りは多少ある。そんな中、外でお米をばら撒くのはどうかと。明らかに不審者であります。

とりあえず袋を持って植え込みの横に立つ。

人目を気にしながらお米をひと掴み。明らかに変な動き。武将様が見ても変な奴じゃと思う。

ぱんぱんの袋を持って植え込みの横に立つ男。

その男がおもむろに袋の中に手を突っ込む。

とりあえず植え込みにひと掴みしたお米をばら撒いてみた。すると植え込みの葉っぱにお米が当たりお米が下に落ちて行く度にかなり大きめの「しゃぁぁぁぁぁぁ」と言う音が。

歩いている者たちが振り向く。武将様は悪い事をしているわけではない。そう、お米を捨てているのでは無くすずめに餌をあげているのだ。

植え込みの横にずっと立っているのも怪しいもんでひと掴みしたお米をばら撒くと次の植え込みに移動。そしてまたひと掴み。を繰り返して城に戻る。帰る時に植え込みを見るとお米がたくさん落ちておる。

翌朝その植え込みを見に行くとお米は無かった。きっとすずめや他の鳥たちが食べたと思われる。まだまだ城にお米は残っておるがまたわざわざ外に出て人の目を気にしながらお米を撒くのがめんどくさくてのぉ。

今はお皿にお米を移して天守閣の窓の外に置いてあるのでありまする。しかしそのお米はなかなか減りませぬ。天守閣の近くまでは怖くて近づけませんのかの？

残ったお米をすずめたちにあげたいのじゃがどうしたら良いもんかのぉ？皆々様はどう思いまするかな！？

本日も皆々様。

よき一日になりまするように。